JEPCイベント総合研究所
一般社団法人日本イベントプロデュース協会
 
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JEPCイベント総研・選書
 
JEPCイベント総合研究所選書
 「イベント企画の基本構造」
 岡星竜美著
 出版:リベルタス・クレオ
 定価:1,000円
 A5版96頁
※購入希望者は事務局へお申し込みください。
   
■出版に当たって
 イベントと一言で言っても、大規模な博覧会から小規模の催し物まであります。本書は、その中でとりわけ人々の生活に密着したテーマである地域の活性化を事例として採り上げ、イベント企画の基本構造が理解できるようにしたものです。
 イベントで地域の活性化に現在関わっている、これから関わりたい、また学んでみたい等、様々な立場の多くの方がいらっしゃることでしょう。どの立場の方でも参考となるよう、日本全国の地域活性化イベントの成功と思われる事例をできるだけ多くご紹介しつつ、実際のイベント企画書作成に活かせる、使える図解を多く掲載するように努めました。ぜひご活用いただきたいと思います。
  ひさしく「地方の時代」「地域の時代」と言われています。
地方を意味する英語のローカル(Local)という言葉の意味を、私達日本人は少し間違って使っているようです。日本では長らく中央集権型の国家体制が続いたためか、中央=センターに対しての地方=ローカルと理解していますが、アメリカ等の州に自治権のある国では、その地域固有のもの、つまり時間であればローカルタイムや法律はローカルルールという使い方をするように、本来は各地域独自のという意味です。ローカルは、センターに対する相対的な言葉ではありません。
ローカル=地域独自の自立した施策があるところは、地域も元気で活気に溢れています。しかし、中央 例えば国や自治体からの支援を期待し、型通りの施策で助成金や補助金を求めるという、日本的な間違った”ローカル”体質の地域では、本当の意味での元気と活気は生まれていない気がします。
 「我こそはローカル(アメリカの個性ある州のように独自の地域を誇る)」を宣言し、地域独自の自立したユニークな施策を展開することで、地域ブランドは高まり、日本全国に知られ、ディスティネーション(行ってみたい目的地)として人々の記憶に残ります。つまり、地域競争力が高まるということです。
この点について、イベントプロデュースの第一人者である平野繁臣会長(一般社団法人日本イベントプロデュース協会)は、23年前に出版された著書「イベント富国論」の中で、以下のように予言されていました。
「いまようやく訪れた『地域の時代』を迎えて、これからの地域社会は、好むと好まざるとにかかわらず、厳しい地域間競争の時代を迎えることになる。地域の時代とは即ち地域間競争の時代ということでもある。もうすでにそういう時代に入っているともいえるが、今後は一層その傾向が強まるであろう。こうした時代を迎えて、イベントは地域経済を活性化し、地域社会の連帯、協同の意識を育むなど地域おこしにとっての重要な戦略となるに至ったのである。」
ローカル=独自の地域づくりに不可欠なものがイベントなのです。
今後皆様の取り組まれるイベントが、地域を日本を明るくすることを願ってやみません。
本書執筆の機会をいただき、ご指導いただきました、一般社団法人日本イベントプロデュース協会(JEPC)イベント総合研究所 小坂善治郎所長(東京富士大学教授。4年生大学として日本初のイベントプロデュースコースを新設)、赤羽政嗣副所長、さらにはイベント研究の諸先輩の方々に深く感謝申し上げます。
2010年10月 岡星竜美
  
    
     
copyright:jepc event reseach insutitute2013.5.16